赤ちゃんの離乳食は、ミルクから食べ物の第一歩です。
離乳食作りには、手間はかかりますますが、沢山食べてくれると嬉しいですよね。
30人の離乳食作り経験者の方に、どんな食材を使って、どのように調理したかを聞いてみました。
離乳食の初期に野菜を使った事例
茨城県 女性 こんぶさん 30歳台
初期:さつまいも
あまいサツマイモは赤ちゃんも大好きです。柔らかく煮てペースト状にするだけです。おかゆに混ぜてもパクパク食べてくれます。
中期:豆腐
裏ごしなどもせずそのままあげられるので便利です。豆腐は赤ちゃんも自分の口で潰せるので小さくしてあげるだけなので、お母さんも楽ちんです。
後期:パン
手づかみ食べも始まる頃には、パンがオススメ。ペースト状にしたさつまいもやカボチャを使ってサンドイッチにしてもいいです。
大阪府 女性 あゆーむさん 20歳台
初期はジャガイモとかぼちゃをじっくり茹でて、かるく塩で味付けしてペーストしたもの。
中期はそれにニンジンやブロッコリーをつぶしたもの。
後期はさらにベーコンやカリフラワーなど食材のバラエティを増やし、味付けもコンソメベースにするのがおススメです。
成長期に合わせて食材も変えていき、初期は柔らかく噛みやすい野菜を中心にしていました。
埼玉県 女性 ゆきなさん 50歳台
離乳食後期、子供と毎日お散歩をすると、焼き芋屋さんがいました。
毎日、その焼き芋屋さんで、こぶりの焼き芋を一つ買い、帰宅後子供と食べていました。
食材をそのまま、というのでは離乳食のレシピではない、と言われてしまうかもしれませんが、さつまいもは、糖質や食物繊維、ビタミンCやミネラルが豊富で、必須アミノ酸のアミノ酸価も100という優れものです。
外に出ない時も、サツマイモをレンジでチンして柔らかくし、そのままでも、刻んでご飯と混ぜても子供は喜んで食べていました。
奈良県 女性 Aさん 20歳台
私のオススメの食材はさつま芋です。離乳食の初期は蒸して裏ごししてそのまま食べさせます。すこし硬い場合は少し水を加えます。中期では蒸して5ミリ角に切って食べさせます。また、それをおかゆに入れて芋粥にもしていました。後期ではりんごと一緒に砂糖と水で茹で、甘煮にすると喜んで食べていました。
愛知県 女性 みっきーさん 30歳台
離乳食初期のオススメは、かぼちゃです。かぼちゃは煮るだけで柔らかくなり、ペースト状にするのも簡単な食材。味付けせずに水で煮て潰し、そのまま食べたりおかゆに混ぜたりして食べさせていました。
中期は、ひきわり納豆。そのまま持ち歩くこともできてとにかく便利。味付けせずに、そのままでもおかゆに混ぜても食べさせていました。
食べれる物が増えてくる後期には、トマトやバナナなど、水分量の多いものをそのまま切って手づかみ食べさせていました。
埼玉県 女性 ななママさん 40歳台
初期は、人参やじゃがいもなどの根菜類をレンジで柔らかくしてすりつぶす+10倍がゆ。中期は、卵を茹でて白身から始めて黄身へ、しらすを茹でて塩抜きしたものなどを初期の野菜にプラスする。+5倍がゆ。後期は、大人と同じ食べ物にお湯を足して薄味にし、レンジにかけて柔らかくして小さめに切る+柔らかめのごはん。
北海道 女性 こあさん 20歳台
離乳食初期は、野菜等は茹でてペースト状にこした野菜をあげます。野菜単品の味が赤ちゃんがダメな場合は、甘味のある野菜や果物を混ぜてあげたり、粉ミルクで甘味をつけたり、赤ちゃん用の和風ダシを混ぜてのばしてあげると食べやすいかと思います。中期では、野菜等はみじん切りにして、歯茎でかめる程度の柔さまで茹でてあげると食べやすくなり良いかと思います。もし食べづらそうな場合は、とろみ粉でとろみをつけてあげるのも良いでしょう。中期にもなればベビーフードなんかも食べれる種類も増えてくるので、食べない場合は、そうゆうのも活用しながらかさましで野菜を足してあげると食べてくれやすいです。後期では、歯もだいぶ生え揃ってくるので、大人と同じおかずを一口サイズで取り分けて、食べやすい柔さにしてあげてあくまでも薄味を心がけてあげると良いかと思います。
千葉県 女性 YUU MAさん 30歳台
離乳食初期
十倍がゆ・さつまいも・かぼちゃ・にんじん・じゃがいも・大根など、裏ごししてペースト状にしてそのままあげてました。
離乳食中期
七倍がゆ・上記野菜に豆腐、しらす、ほうれん草、小松菜を加えて、5ミリ角くらいにして大きめにした上で、基本的にはそのままあげたました。
離乳食後期
五倍がゆ・上記にまぐろ、カレイ、ささみ、きゅうり、なすなどを加え、市販の出汁やコンソメなどでスープや和え物にしたり、白和えやヨーグルト和えなどもよくあげてました。
東京都 女性 よよんがさん 30歳台
初期…じゃがいも、さつまいも、にんじん、かぼちゃ、大根など消化が良いもの中心に柔らかく煮てすりこぎですり潰します。
ほうれん草などの葉物は煮たものを冷凍して、大根おろしでおろすと楽チンでした。
中期…豆腐、バナナ、パン
バナナはレンチンして潰し、きな粉をかけたりもしました。
パンは粉ミルクと合わせてパンがゆにしていました。
後期…ささみ、白身魚、スティック状に出来る野菜(にんじん、大根、さつまいもなど)
手づかみ食べが始まってくるので、スープやカレーを作る際にスティック状の野菜も一緒に煮込み、手づかみ食べの練習が出来るスティック野菜を作りました。
また、ささみや白身魚をほぐして小麦粉と混ぜてお焼きのようにしたりもしました。
東京都 女性 はれのひさん 30歳台
初期はじゃがいもが多かったです。潰してお湯でのばすので固さや量を調節しやすいです。作りすぎても冷凍できるので助かりました。
中期はそうめんが便利でした。うどんより細くて食べやすく、野菜のすり潰したものや賽の目に切ったものを入れて一緒に煮るとすぐにできるので楽ちんでした。
後期は手づかみ食べをするために、焼き海苔にご飯を挟んで焼いたものを食べさせていましました。手や周りがあまり汚れないで食べさせることができるので便利です。
栃木県 女性 ゆうママさん 30歳台
初期ではかぼちゃを良く使いました。
かぼちゃをひとかけら包丁で切って、ラップをしレンジで火を通すと簡単に柔らかくなりますので、ラップの上から手でもんで裏ごしした状態にしていました。
それをおかゆに混ぜても良いですし、粉ミルクおお湯でのばせばかぼちゃスープにもなるので便利です。
中期ではひきわり納豆を多用しました。
初めてのときは軽くお湯でぬめりをとりおかゆに混ぜて食べさせました。
なれてくると少しぬめりが残った状態でおかゆと混ぜるとほどよいとろみで子供も食べやすそうにしていました。
細かく切ったうどんとも合いますしタンパク質源としてとても便利でした。
後期は、手づかみをしたくなってくる時期なのでおかゆに色々な野菜のみじん切りを混ぜ、さらに片栗粉を少し加えてフライパンで五百円玉ほどの大きさに焼いたおやきを良く作りました。
食材としては、きのこが後期からokですのでシメジなどを細かく刻んでおやきの具にしました。
繊維が豊富で便秘の解消に良いですし、赤ちゃんなりに歯ごたえも楽しめるのではないでしょうか。
千葉県 女性 M.Oさん 40歳台
トマトを初期、中期、後期ともよく使いました。赤い色が赤ちゃんの興味をひくのか初期の頃からよく食べてくれます。すりつぶしからはじめて、だんだんと固形のままあげてました。さすがに皮は無理でしたけど。おかゆの味付けにチーズとトマトをいれてリゾット風にしたものがお気に入りでした。
東京都 女性 MKさん 30歳台
初期の食材→人参、さつまいも、小松菜、かぼちゃなど
初期の調理方法→切った食材をくたくたに茹でて、すり鉢でペースト状にする。味付けはなし。
中期の食材→麻婆茄子もどき(豚ひき肉、玉ねぎ、茄子)
中期の調理方法→茄子は皮を剥いて小さく切り、玉ねぎはみじん切りにしてくたくたに茹でる。豚ひき肉をお湯で湯がいて、茄子と玉ねぎと合わせて火にかけ、麺つゆで味付け。最後に水溶き片栗粉でとろみを出す。
後期の食材→エビピラフ(ご飯、エビ、玉ねぎ、冷凍グリンピース、人参、乾燥パセリ)
後期の調理方法→エビは茹でて小さく切る。玉ねぎ、人参は小さく切っておく。ご飯と食材を油で炒めて、コンソメで味付け。仕上げに乾燥パセリをかける。
北海道 女性 M.N wasさん 40歳台
初期 にんじん、かぼちゃ ペースト状にする。
中期 さいの目切りのにんじん、かぼちゃをご飯、だし汁、豆腐と一緒に煮る雑炊。固形のものは潰す。
後期 にんじん、大根、スティック状に切りだし汁で煮る。 おやき。茹でじゃがいもを潰し、みじん切り玉ねぎ、鳥ひき肉を混ぜて平たくして焼く。一口おにぎり。
離乳食の初期に果物を使った事例
東京都 女性 marimariさん 50歳台
初期 リンゴ・すりおろし。ほぼジュースの状態でした。
中期 味噌汁・大人用に作って、上澄みだけ。具材は豆腐やおふなど、柔らかいものだけ。
後期 鶏ひき肉のそぼろ。鶏ひき肉はお湯で一度あく抜きしてから、薄味で作りました。
離乳食の初期にお米を使った事例
北海道 女性 やくみさん 30歳台
初期は、大人が飲むお味噌など作る時に、鰹節などで出汁をとり、その出汁を別鍋にとり、ごはんを入れ煮てブレンダーで撹拌して、ゆるゆるのお粥をつくる。
中期は、もう少しつぶつぶが残るお粥にする。味噌を入れる前に、にんじん、じゃがいもなども入れ煮ておき、それも取り出し薄く味をつけた煮物などにする。
後期は、バナナなど柔らかい果物はそのままあげたり、ご飯も柔らかめですが、そのまま。お肉はひき肉などを使い、大人の料理からとりわけて、食べやすく、薄味ではあるが、なるべくみためにも、完了期に近いものをあげていました。
広島県 女性 mさん 20歳台
初期は食べ物を口にした機会が少ないのでドロドロに近い状態になので10倍粥から始めていきました。
調理方法はお粥と作り方は同じです。
中期は多少食べ物に興味を示し始めてくるのでかぼちゃ、さつまいもなど始めていきました。調理方法は潰してペースト状にします。
後期は軟飯、大人と温野菜など。
調理方法は歯茎で潰せる硬さにします。
兵庫県 女性 Aさん 30歳台
初期:人参、じゃがいも、玉ねぎ ごっくん期
①人参の皮をむいて一口大に切る
②シリコンスチーマーか耐熱容器(ふわっとラップをする)に人参を入れて600wで4分半ほど加熱する
③フードプロセッサーにペースト状になるまでかける
お粥→野菜→タンパク質の順番で小さじ1から始める
中期:下と上顎で潰せるかたさ
7倍粥と白身魚など
後期:噛み噛み期
舌で潰せるかたさ 豆腐くらい…
5倍粥 3回食に移行
大阪府 女性 なおみさん 40歳台
初期:お米、水を多くし、お鍋ででたきます。(サラサラになるぐら)
中期:かぼちゃ:味付けを薄くし、形がくずれるくらいに炊きます。
後期:じゃがいも、少し水分を多くし形がくずれるくらいに炊きます。(塩等で少し味をつけて与えます)
徳島県 女性 ぱんさん 30歳台
いずれの時期もご飯に関しては土鍋で炊いていました。土鍋で炊くと、おもゆは手間ですがご飯をおもゆにするより美味しいです。
野菜はいずれの時期も大人の食事に使うものを取り分けていました。初期は潰していました。中期は少し形があるくらいに、後期は大人より気持ち軟らかくしてました。
食材は初期は甘みのある、バナナやりんご、にんじんやサツマイモから始め、だんだんじゃがいもや納豆などもプラスしました。
北海道 女性 Yさん 30歳台
初期は本当に水に近いトロトロにしないといけないので、ご飯を裏ごししてその汁をあげます。
初期の終わりから中期は、野菜とご飯はブレンダーで少し粒が残るくらいがベストです。基本、素材そのままの味で大丈夫です。
後期は、ブレンダーだと細かすぎるので、野菜類はみじん切りにしておじやに入れたり、スティック状にして手づかみで食べやすくします。
新潟県 女性 みなとママさん 20歳台
離乳食初期は基本的にはお粥でしたが、他にもりんごやにんじんなど甘みのある野菜によく火を通し潰したものをあげていました。中期後期になると食欲が旺盛になってきていたので、ほうれん草やしらすを混ぜたおかゆや、白身魚のペーストなど栄養バランスを考えて与えていました。どれもレンジ調理にすると、火を使わず後片付けが楽で、急に赤ちゃんがぐずった時も対処しやすくオススメです。
東京都 女性 reさん 30歳台
離乳食の初期はお粥を作り、更にブレンダーで細かくして、液状にしたものを与えました。中期からは野菜なども使いました。カボチャをやわらかく茹で、つぶし、ペースト状にして与えました。後期になると魚など、動物性のものも与えました。白身魚を茹で、細かくして与えました。
和歌山県 女性 ぴーちさん 30歳台
初期のオススメはシラス。お粥にペーストを混ぜて与える。たまに海苔などプラスして味変すると飽きずに食べてくれる。中期のオススメはきな粉。ご飯に混ぜてもいいし、フレンチトーストの液に加えても美味しい。後期のオススメはカレーの具。ルウを入れる前にジャガイモ、人参、お肉、玉ねぎを取り出し、マッシュして粉チーズ、片栗粉を混ぜて小さいお焼きにしてあげる。
愛知県 男性 Rさん 30歳台
離乳食の初期はお粥で10倍粥にしたりして一口食べて食べ終わるまで待ってから次の二口目を食べさせていました、中期は大人の指でつぶせる程度の固さにしていろいろな素材(野菜等)をとり入れて作りました。
後期は大人の食事を薄めの味付けにした物や、栄養の事も考えてレバーや赤身魚等をあげていました。
福岡県 男性 tthk1228さん 30歳台
初期はとにかく飲み込みやすさを第一に考えて、10倍粥をメインに与えてました。
中期は少し噛みはじめるので少しばかり粒感の有るもの。少し潰したうどんや、7倍粥程度にシラスや茹でて潰した人参等、
後期は柔らか目に焚いたご飯やうどん、バナナ、じゃがいも、人参、茹で卵
離乳食の初期に大豆を使った事例
長野県 女性 はちさん 20歳台
離乳食おススメ食材は豆乳です。
市販の無調整豆乳と粗く刻んだ玉ねぎを一緒に煮込んで豆乳スープを作ります。
(豆乳だけだと冷凍するとかなり味が落ちてしまいますが、食材と煮込んで調理したものなら冷凍保存も可能です。)
解凍時に他の野菜と混ぜると色々なスープが楽しめてとても便利です。
おすすめはかぼちゃ、さつまいもなど子供の喜ぶ甘みのある野菜。
酸味のあるトマトなども豆乳スープと混ぜると食べやすくなります。
神奈川県 女性 ちんすけさん 40歳台
初期も中期も後期も納豆はかなり使いました。初期と中期は納豆を湯がいて粘りを取って大根おろしと一緒にあげたりしていました。後期は色々なお野菜と一緒にあげていました。栄養にもなりお野菜も取れて、また納豆はとても食べやすいようで子供はもぐもぐ食べてくれるので毎日のようにあげていました。
滋賀県 女性 shirahoshiさん 30歳台
初期
茹でた豆腐をすりつぶす。人参も柔らかく煮てすりつぶして先ほどの豆腐と混ぜ、昆布だしでのばす。(昆布だしの量は赤ちゃんの様子を見ながら。)
中期
りんごを煮てから細かく刻み、プレーンヨーグルトにかける。りんごはレンジでくたくたになるまでチンしてもおいしいです。
後期
大根を小さめの賽の目に切り、合わせ出汁で煮る。大根が柔らかく煮えたら、鶏ひき肉を入れてポロポロになるまで菜箸でかきまわす。気持ち程度、醤油と砂糖で味付けする。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
みなさん色々工夫されていますね。
食材だけでまとめますと、
お米、豆乳、納豆、芋、カボチャ、人参、トマト、玉ねぎ、シラス、ぱん
などなどを紹介してくれました。
いずれも、離乳食の初期は、柔らかくペースト状にする必要があります。
後は味付けですね。
芋、カボチャなどの野菜。
さつまいもは、甘みもあり、赤ちゃんも大好きのようです。
みなさんも参考にしてみてください。