おせち料理を毎年作る方々に、ご家庭での定番のおせち料理紹介していただきました。
中には地方ならではの郷土料理もあるようですよ。
では順番に見ていきましょう。
料理家三代に伝わる、作りやすい! おいしい! 杵島家のおせち (エイムック)
.
.
.
北海道地方の方からのご意見
北海道 男性 syoujiさん 60歳以上
田舎に住んでいるので、特別なおせちと言うものはないとおもいますが、お正月にはお雑煮を食べて、何時もより高級な秋鮭を焼いて、うま煮を作り、タコの酢のもの、こんなもので、地元で採れたものを利用した料理が主なものになります、メインはお雑煮具だくさんのしょうゆ味のお雑煮に四角い切り餅が定番です、毎年同じようなものを食べる事で、家の味になり、代々引き継がれてきているのだと思います。それがお正月の儀式の様な物なのだと思っています。
関東地方の方からのご意見
東京都 女性 m.yさん 40歳台
子供の頃から必ずあるのは紅白なます、筑前煮、栗きんとんは必ず母の手作りのものでした。筑前煮は、こんにゃくとレンコン、にんじんが飾り包丁が施されていて子供心に楽しみだった覚えがあります。
筑前煮は、日頃のおかずとしてもよく出てくるメニューのひとつでしたが、飾り包丁がされた筑前煮はとても特別に感じていました。おせち料理は野菜が少なくなりがちですが、この3点はそれを補うために必ずおせち料理のメニューとして入れていたそうです。
千葉県 男性 Iさん 20歳台
我が家のおせち料理の定番は伊達巻きです。理由は家族全員が伊達巻が大好きというところにあります。伊達巻は甘みもありながらさっぱりとした味わいに私も大好きだと子供の頃から思っています。また、我が家では黒豆もおせち料理の中では人気な食べ物です。黒豆は我が家では伊達巻同様たくさん作られ、お正月期間になると毎日のように黒豆が食卓に現れます。また、我が家ではおせち料理では蒲鉾も人気です。蒲鉾が両親がとても好きなのでいつも作られています。
神奈川県 女性 さやかさん 30歳台
定番のおせちは、なます、紅白蒲鉾、伊達巻、お煮しめ、尾頭付き海老、栗きんとん、黒豆、胡桃小女子、です。私が自分で作るのは、お煮しめ、なます、黒豆、尾頭付き海老です。市販で売っているお煮しめ、なます、黒豆は甘すぎる為、自分で作っています。海老はわが家は煮るだけで簡単なので自分で作るようにしています。
5年前に初めて作ってみて美味しかった為、以後自分で作るようになりました。お煮しめは自分で作った方が美味しいですし、自分や家族の好きな食材を入れられる為、好んで作っています。
栃木県 女性 M.Wさん 40歳台
「きゅうり門松」
きゅうりを下をまっすぐ上の切り口を斜めに3㎝くらいに切って、上の切り口の種部分をスプーンでえぐる。えぐった所にイクラをのせて門松に見立てることで、おめでたい雰囲気が出るので。
「芋きんとん」
さつまいもに砂糖を少し混ぜてペースト状にして2つに分け、1つは抹茶を練り込む。何も混ぜないペーストと抹茶入りペーストを半分ずつ3㎝くらいにラップで丸めて絞る。栗は高いし手間もかかるので、さつまいもで代用。子ども受けが良いです。
神奈川県 女性 ぴざさん 30歳台
いわゆるおせち料理は、子どもたちもあまり好きではないので、からあげや揚げ物を中心につくっていますが、黒豆だけは圧力鍋で毎年作っています。甘くてお菓子みたいで、子どもたちも大好きなのでいつもリクエスト去れます。あとは、市販の紅白かまぼこと、だし巻き卵も毎年買ってきて食べています。煮物も、昆布と人参、ごぼう、しいたけ、さといも、かぼちゃなど野菜をたくさん入れて作っています。甘めの味付けが毎年大好評です。
神奈川県 女性 りんごさん 30歳台
日本人がおせち料理を作る風習には諸説ありますが、新年を迎えたに辺り良い年を迎えられるように祈願する意味があります。食材一つにしても意味があるのです。例えば黒豆。黒豆には“邪気払い”の意味があります。きんとんは“金団”と書かれることから“お金が貯まるように”。昆布巻きには“よろこぶ”ことから縁起が良いとされているのです。地域によってお品は異なりますし、最近は洋風・中華風とバリエーションが豊富にもなっていますね。縁起担ぎは勿論大事ですが、家族が美味しく楽しく食べれることが一番です。
我が家では
・紅白かまぼこ
・きんとん
・筑前煮
・金柑
・紅白なます
・昆布巻き
・伊達巻
・車海老姿煮
・豚の角煮
・鰤の照り焼き
が定番となっています。
子供がいるので子供受けするメニューで揃えています。
おせち料理は保存がきくメニューです。何故かというと諸説の一つとして、正月は神様を迎える時期なので台所で慌ただしくするのは失礼、といった云われがあるのです。
おせち料理を上手に活用し、休息を取り入れていきましょう。
埼玉県 女性 さとこさん 30歳台
我が家の定番は、ずばり伊達巻です。なぜ伊達巻なのかというと、材料が揃えやすく、手順が複雑ではないということで、挑戦しやすいので作っています。ただ、伊達巻といっても、我が家の場合は、アレンジを加えて作ります。それは、甘くしすぎないことです。我が家は皆、甘い卵料理が好きではないからです。調味料の量は少な目にして、あとは伊達巻の作り方の要領で作るのみです。表面のあの特徴的な焼き目の色や凹凸を再現するため、しっかり焼いて、すのこで巻いて、冷蔵庫でしっかり冷やし固めてから切るようにしています。
神奈川 女性 ゆみさん 30歳台
筑前煮、黒豆、数の子、たいのこ、紅白かまぼこ、煮干し、くわい、酢の物、ひじき などです。やはり家でおせちを作ってそれを家族で囲むと「お正月」という気がしますし、味の濃くて日持ちのするおせちはお正月のお雑煮ととてもよく合います。お雑煮をふうふういいながら食べて、濃いおせちをつまんで食べているととても幸せを感じます。祖母から習ったり、母から習ったレシピを作ると味の伝統を感じます。それを家族に伝えられるのもおせちのいいところだと思います。
中部地方の方からのご意見
愛知県 女性 rce93226さん 40歳台
栗きんとん、だし巻き卵、黒豆
どれも甘いものですね。作る理由は、子供、大人問わず大好き!時間がたっても、つまみたくなる感じです。まだある?って食べてます。あって当たり前やおせち料理の1つです。栗きんとんは、さつまいものペースト状にした物もあわせます。だし巻き卵は、はんぺんのすりつぶしと合わせてふわふわにします。
あと、ブリの照り焼きです。出世魚と縁起物と。作る側も普段の料理と変わりないので作りやすいです。
静岡県 女性 maaaaaさん 30歳台
栗きんとんです。作る理由はよく分からないのですが、何故か毎回作ります。さらに、我が家のオリジナルとして、サツマイモ餡に栗ではなく、缶詰のパイナップルを入れた、パイナップルきんとんを作ります。栗はあまり好きではなかったので、なんとか出来ないかと思い、りんごのコンポート、缶詰のみかんや桃など試した結果、パイナップルが美味しかったです。試行錯誤した結果二種類作ります。手間はかかりますが、さすがにパイナップルきんとんは売っていないので毎年作ってます。
岐阜県 女性 fleurprnさん 20歳台
えびの串焼き(エビを串にさしてコンロで焼いただけなのに豪華な感じがするから。色もきれいでおめでたい雰囲気を作れるから)
たつくり(くるみもしくはアーモンドを入れるとより香ばしくなり、甘辛いのとあわさっておいしくなるから。別名の「ごまめ」という名前が縁起が良い)
栗きんとん(おせちのデザートといえばこれ。黄色がとても鮮やかで、なめらかなクリやサツマイモの食感がくせになるから)
だし巻き卵(伊達巻は家では作るのが手間なのでそれの代わり的な感じで作る)
石川県 女性 あおさん 40歳台
必ず作るのはお煮しめ。煮物なので日持ちもするし、大量に作れて家族みんなが食べるおせち料理の1つです。最近の子はおせち料理、好きじゃないですが、これは食べてくれます。後は、きんぴらごぼう。紅白なます。これは私が作ります。何日も前から準備しなくてはいけない、黒豆や昆布巻きは母親が作ってくれます。これは母親が好きで、他の家族は嫌いです。なので母親好みに作っている見たいですね。以前は栗きんとんも作ってましたが最近は市販のものを買ってくることが多いです。
静岡県 女性 ayさん 30歳台
お雑煮、筑前煮、紅白なますは毎年手作りします。
おせち料理はスーパーやネット通販でも購入できますが、お雑煮はそうもいかないのですし、地域によって様々な種類があるので、家庭の味を受け継ぐという意味でも手作りにしています。筑前煮と紅白なますは家族が好きなので、たくさん食べられるように手作りにしています。売っているものは甘過ぎたり、苦手な食材が入っていたりしますが手作りすれば自分好みにできるところも良いと思います。
石川県 男性 SYさん 20歳台
定番の黒豆、くわい、数の子、だし巻き玉子、栗きんとん、かまぼこ、れんこん、昆布まきなどに焼き魚やローストビーフの魚肉料理が数品でます。お味噌汁もあり、お酒のあてのようなもの少し出ます。最近は種類が減ってきていますが全て手作りで用意しております。理由としましては昔の伝統も守りつつ、少しづつ現代の食卓にも順応していくようラインナップになっているからです。
老若男女、どの世代の人も楽しめる幅広い料理を用意しております。
近畿地方の方からのご意見
大阪府 女性 マメーさん 30歳台
有頭エビ、昆布巻き、レンコンの酢の物、たたきごぼう、黒豆、栗きんとん、くわい、肉巻き、かまぼこ、数の子、高野豆腐の焚き物、肉巻き、ブリの照り焼き、など。毎年毎年、「今年こそは百貨店で購入しよう。」という話になりますが、結局は毎年作っています。やはり、年末の12月30日になると、女兄弟は実家に集まり、台所で6名くらいがそれぞれ役割分担んしておせちを作るというのが恒例になっているからだと思います。面倒だけど、結局それが楽しみになってるし、年納めの恒例行事となっているので、きっとこれからもおせちは手作りだと思います。
奈良県 女性 ゆうさん 20歳台
我が家のおせち料理の定番はお雑煮です。
くろまめや数の子、他にも作るものはたくさんありますが、年によって異なります。しかし、お雑煮は必ず食べます。ですので定番のおせち料理はお雑煮です。作る理由としては、特別用意する具材もなく簡単に作れるからです。他にはお餅を食べたくなるのでお餅を食べたいのでお雑煮にしている料理になります。同じ県に住む祖母の家に行くと、必ず鯛の塩焼きを食べます。理由はおそらく縁起が良いからです。
大阪府 女性 さきさん 40歳台
煮しめ、黒豆、田づくり、厚焼き卵、紅白なます、ぶりの照り焼き、数の子の出汁煮、栗きんとん、レンコン酢…定番料理なので。あと、エビチリ…旦那が好きで、リクエストしてきます。インゲンとニンジンの肉巻き…子供用にお肉の物をつくります。焼肉のタレ味にして、ごはんが進むようにします。お雑煮…1日目は関西風に白味噌でつくります。2日目以降は、おつゆのお雑煮をつくります。旦那の実家がそうだったようで、正月はこれ!と思っている様です。
大阪府 女性 ぶらすとさん 20歳台
私の生まれが福岡なので、定番はがめ煮です。
地方によって言い方が違いますが、筑前煮。だと分かりやすいでしょうか?
私の家では、干し椎茸と昆布で出汁をとっておいて、その出汁で、がめ煮、数の子、雑煮を作っていきます.
とっても美味しくて、母が作るお節は大好きでした。
がめ煮と、雑煮は欠かせない定番だと思います。
雑煮はちなみに、透明です!福岡なら、あご出汁が多いと思いますが、私のお家では、このシンプルな味付けがベストで、すごくお気に入りです。
割と、私のお家のお節料理は普通かな?
大阪府 女性 OKさん 40歳台
実家の祖母から母、母から私へ引き継いだ、煮豆は必ずお正月に作ります。様々な具材を入れて濃い醤油味で味付けをした煮豆は、黒豆とは別で我が家の正月の定番になってるからです。白味噌のお雑煮も必ず作ります。白味噌がとても好きな家族なので必須です。赤飯も必ず炊きますが、普通の白米を使用します。餅米のご飯が皆好きでなく、必ず白米で炊いています。以上の3品は必ず手作りで、他は購入することもあります。実家の味は伝え続けたいから作り続けます。
和歌山県 男性 ヒサヒサさん 30歳台
大きな鯖まるまる1匹を竹串に刺し囲炉裏で炭火焼にします。それを親戚の分も一緒に作っています。作る理由は詳しくは分かっていませんが家の先祖代々そうしてきたからと聞きました。
けんちん汁を作っています。だいこんやニンジン、しいたけ、豆腐、里芋を細かく切って大きな釜で煮込み味をつけてけんちん汁にしています。これについても作る理由は詳しくは聞いていませんが先祖代々そうしてきたからだそうです。先祖は立派な家柄だったらしくこういった変わった習慣が色々とあります。
和歌山県 女性 sayo.sakuさん 30歳台
おせち料理は、小学生の頃から母の手伝いをしてきたので、そのころからずっと同じ定番のメニューです。黒豆、ごまめ、かまぼこ、れんこん、こんにゃくの煮しめ、だし巻き卵、エビのうま煮等教えて貰った母の味で作っています。時間はかかってしまい準備も大変ですが1年に1回気持ちをこめて作っています。しかし、残念ながら子供はそのおせちが好きでは無いので、子供用おせちとして牛肉の野菜巻きや、焼き豚等も入れる様になりました。
兵庫県 女性 かおりさん 30歳台
栗きんとんは、毎年実家で作っている定番です。甘くて美味しいので、子供から大人まで食べやすくて人気です。他のおせちを食べながら箸休めのスイーツのような感覚です。あとぜんざいも大量に作っています。あずきをたっぷり入れるとおいしいです。お餅を入れると、かなりボリュームがあるのと腹持ちもとてま良いので、お正月期間に朝ごはんの代わりに食べたりしています。余りがちなお餅をそこで一気に消費できるのも助かります。
大阪府 男性 SYさん 30歳台
毎年1月2日に親戚が集まり、手作りのおせち料理を持ち寄るのですが、定番はハムや数の子が入ったおせちです。その他は必ず2万円くらいの贅沢なおせち料理を注文しています。中身は海老、ローストビーフ 、たらこなど豪華な品が入っています。親戚みんなでそれぞれのおせち料理を食べ、誰の料理が1番美味しいかをアンケート形式で投票し、1位には食事券がもらえるのでみな毎年はりきってつくっています。毎年楽しいお正月です。
兵庫県 女性 どんさん 30歳台
きんぴらレンコン:先の見通しが良くなるように
黒豆:まめまめしく働けるように
たづくり:豊作祈願
数の子:子孫繁栄
牛肉のごぼう巻き:豊作
えびの煮付:長寿祈願
昆布巻き:よろこんぶ(語呂合わせ?)
栗きんとん:金運向上
里芋:子宝に恵まれるよう
紅白なます:紅白の縁起物
紅白かまぼこ:紅白の縁起物
伊達巻:学業祈願
ぶりの照り焼き:出世するように(出世魚のため)
煮しめ:家内円満
手綱こんにゃく:家内円満
千枚漬け:邪気払い・健康長寿
中国地方の方からのご意見
広島県 女性 S.Tさん 30歳台
伊達巻…甘くて美味しい伊達巻は我が家の定番です。
お店で買っても良いのですが、はんぺんと卵と調味料で、簡単に自分好みの味に作る事ができます。又、私も主人も大好きなので、たくさん食べたくて毎年作ります。
栗きんとん…こちらも甘くて大好きなのですが、市販の物はどうしても甘すぎるため、栗の甘露煮とサツマイモで、甘さの調整をして作ります。
唐揚げ…他の家庭のおせちではあまり入っていないかもしれませんが、お煮しめが好きではない主人のために、毎年唐揚げを揚げています。
広島県 女性 Y.Mさん 30歳台
数の子と伊達巻です。出来合いを買ってきて詰め合わせることも多いのですが、この二つは毎年作ります。
数の子は塩数の子を買ってきて塩抜き・味付けをするので時間はかかるのですが、家族が好きでたくさん食べたいので時間をかけて仕込みます。あと、伊達巻ですが、最初は市販を買っていたのですが、おせちをなかなか食べてくれない子供が伊達巻だけはよく食べたのでそれから作るようになりました。好みの味付けにできるのもあります。
九州・沖縄地方の方からのご意見
沖縄 女性 あいさん 20歳台
定番のおせち料理は、お雑煮です。これは小さい頃から元旦に食べる料理として定番でした。私は京都出身なので、金時人参や大根や三つ葉などの具材を入れて白味噌で仕上げます。そしてその中に丸餅を入れて食べます。この決まった味は自分のなかで、年始にのみ食べる特別なものとなっています。これを食べれば、新年また健康に頑張ろうと思えるようになります。京都から出てきた今でも、白味噌使ったお雑煮を作って食べるようにしています。
福岡県 女性 ゆーちゃんママさん 30歳台
「がめ煮」です。
鶏肉と根菜(人参、れんこん等)椎茸やこんにゃく、絹さやを炊きます。
色々な野菜の旨味が全体に染み込んでごはんにも合うし、お酒のつまみにもいただきます。年中作る料理ですが、三が日も日持ちのする煮物として作っておきます。
おせちの一画に綺麗に配置すると彩りもよく喜ばれます。
「くわいの煮もの」
くわいを出汁で炊いて味付けをします。
こどもの頃はぼそぼそとした食感であまり好きではありませんでしたが、昔からお正月には食べるものだからと出されていました。
福岡県 女性 華さん 30歳台
年に一度しかないお正月なので、我が家ではおせち料理は手作りにこだわっています。あまり品数多くは作れませんが、筑前煮、伊達巻、昆布巻き、数の子、黒豆、えび、ごぼうは毎年の定番メニューとなっています。(集まる人数によっては、手作りにプラスして外部で注文したりもします。)前日から下ごしらえを始め、味付けのため冷蔵庫で寝かせたりなど、時間をかけて母娘で作っています。市販のものよりも、体に優しい薄味仕上げにしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
おせち料理にも色々あってとても参考になります。
今度のお正月には参考にしていただいて是非作ってみてくださいね。